ピンクやブルー、グリーンに、のびやかな線と楽しい模様。
杉浦綾さんのうつわには、食卓を明るくしてくれるような、生き生きとした表情があります。
動物や植物、丸やストライプ。
どこか懐かしさを感じる文様と、現代的で軽やかな色柄がひとつの器の中で自由に組み合わされています。
杉浦さんの器づくりは、まず「何を盛るか」を考えるところから始まります。
「こんな料理を盛る器がほしい」。
そこから形を考え、どうすればその形を作ることができるのかを探っていくのだそうです。
想像するのは、料理だけではありません。
仕事から疲れて帰ってきた人が、買ってきたお惣菜を盛りつける姿や、ひとり暮らしの食卓まで。
実際にその器を使う人の暮らしを思い浮かべながら、ひとつひとつの器が生まれています。
杉浦さんが絵付けに取り入れるのは、
麻の葉や青海波といった昔から親しまれてきた日本の文様。
そこへ、花や雲、ドットやストライプ、動物など、
杉浦さん自身の感覚から生まれたモチーフを組み合わせていきます。
柄と柄の組み合わせは、まるで洋服を選ぶように。
濃い色には少し軽やかな柄を合わせたり、重さを感じる模様には別の場所で軽さを加えたり。
古いようで新しく、どこか懐かしいのに少しポップ。
そんな絶妙なバランスが、杉浦さんのうつわの魅力です。
杉浦さんが大切にしているのは、
うつわが飾られることではなく、毎日の暮らしの中で使われること。
「工芸品は、使ってもらってなんぼ。」
大切にしまわれたままではなく、
食器棚の一番前にあって、気がつけば今日も手に取っている。
そんな存在になることを願って、杉浦さんは器を作っています。
スーパーで買ってきたお惣菜も、
お気に入りの器に盛るだけで、少しうれしい食卓に。
特別な日のためではなく、毎日のごはんのために。
料理を盛って、食べて、洗って、また使う。
そんな日々の繰り返しの中で、自然と手が伸びる杉浦綾さんのうつわです。
杉浦綾(Aya Sugiura)さんは、愛媛県砥部町に「スギウラ工房」を構え、制作を続ける陶芸作家です。
1972年、新潟県新潟市生まれ。東京造形大学デザイン科を卒業後、愛知県瀬戸窯業高校専攻科で陶芸を学び、2000年に愛媛県砥部町でスギウラ工房を開窯しました。
麻の葉や青海波などの日本の伝統文様に、花や雲、ドット、ストライプなどの現代的なモチーフを組み合わせた、自由で楽しい絵付けのうつわを制作。
古くから親しまれてきた意匠を大切にしながら、今の暮らしにも自然と馴染む、軽やかな表情が魅力です。
古典的な文様と、現代的でポップな感覚。
その二つが杉浦さんらしい色彩と絵付けによって重なり、どこか懐かしく、それでいて新鮮な表情が生まれます。
特別な日だけではなく、普段の料理や買ってきたお惣菜にも気軽に合わせたくなる、暮らしに寄り添う作家もののうつわです。
制作の様子や新作、絵付けの表情はInstagramでもご覧いただけます。
ころはオンラインストアでは、杉浦綾さんのカラフルな絵付けのうつわや、毎日の食卓で使いたくなるスギウラ工房の器をご紹介しています。
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