安藤大悟さんの作品は、全面に施された鎬(しのぎ)や彫り模様が印象的。 どこか古代の青銅器を思わせる、静かで力強い佇まいをまとっています。 カップやマグ、鉢、プレートなど、日々の食卓で使える器を中心に制作されています。
とくに目を引くのが、青銅器のような深い青色の釉薬「青キ月光」。 光の当たり方によって陰影が生まれ、眺めるたびに少しずつ違う表情を見せてくれる、 余韻のある作家もののうつわです。
「青キ月光」は、青の中に深みを感じる釉薬。 角度を変えると、色の濃淡や艶の出方がわずかに揺らぎ、 器に奥行きのある表情を与えます。
派手さではなく、静かに惹きつける存在感。 食卓に置いた瞬間、空気がすっと引き締まるような、凛とした美しさがあります。
表面を削り出して模様を作る「鎬(しのぎ)」の技法。 その彫りの起伏が光を受け、器の表情に豊かな陰影を生み出します。
近くで見ると力強く、少し離れて眺めると静けさが立ち上がる。 使うたび、見るたびに印象が変わるところも、手仕事ならではの魅力です。
安藤大悟さんのうつわは、コーヒーや食事の時間など、 日々の何気ない場面の中で、空気を少し引き締めてくれる存在です。 料理や飲みものの色を引き立てながら、器そのものの存在感も感じさせてくれます。
ひとつの器で、時間の質感が少し変わる。 安藤大悟さんの作品は、そんな感覚を暮らしの中に届けてくれます。
光の当たり方で陰影が変わり、同じ瞬間が二度とないように表情が揺らぐ。 ぜひ、お手元でその変化をゆっくりお楽しみください。
安藤大悟(Daigo Ando)さんは、三重県津市を拠点に制作を続ける陶芸作家です。
岐阜県出身で、岐阜県立多治見工業高校 専攻科(陶磁科学芸術科)にて学び、現在はうつわを中心に幅広く制作されています。
器の表面を一つ一つ削り、模様を施す〈しのぎ〉の技法を用いながら、
独自に研究した釉薬で、しなやかな強さや生命力を感じる表情を目指して制作。
企画展への参加やクラフトフェアへの出店、店舗オーダーの受注制作など、多方面で活動されています。
端正な造形と、削りによって生まれる陰影。
釉薬の深みと、手の跡が残すリズムが重なり、使うほどに愛着が増していく作家もののうつわです。
制作の様子や新作、うつわの表情はInstagramでもご覧いただけます。
ころはオンラインストアでは、安藤大悟さんのしのぎのうつわや釉薬の美しさが際立つ作品を中心にご紹介しています。
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